【会社の取引先へのお歳暮マナー】贈る時期や人気の商品などビジネスマン必見のお歳暮マニュアル完全版

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取引先の会社にお歳暮を贈ることは、日頃の感謝の気持ちを伝えることができるよい機会です。

ビジネスの相手なので、お歳暮を贈る際は必ずマナーを守りましょう。

この記事では、取引先の会社に贈るおすすめの人気ギフトもご紹介します。

 

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目次

お歳暮・お中元とは

御歳暮とのし

 

まずは、ビジネスマンなら知っておきたい、会社宛てに贈る「お歳暮」や「お中元」の意味を解説します。

 

相手に感謝を伝える古来の風習

お歳暮とは、日頃お世話になっている方に、贈り物という形で感謝の意を伝える日本古来の風習です。

歳暮には年の暮れという意味があり、その名の通り年末に行なわれ、もともとは年の瀬に挨拶に回る際に手土産を持参したことが始まりです。

 

また、お中元もお歳暮と同様に感謝の気持ちを伝えるために贈ります。

旧暦の7月15日である「中元」にお祭りを行なっていたことと仏教の盂蘭盆会(うらぼんえ:日本ではお盆)が日本で結びつき、お盆の時期にお世話になった人に贈り物をする文化になりました。

 

取引先に挨拶ができるよい機会

ビジネスパーソンにとってお歳暮やお中元を贈ることは挨拶回りができるよい機会と言えるでしょう。

たとえば、日頃あまり会えないような取引先の幹部の方なども、「年末のご挨拶」としてお歳暮を持参することによって顔を合わせてくれるかもしれません。

>>取引先への年末挨拶についてもっと詳しく知りたい方はこちら

 

会社や職業によってお歳暮を“廃止”している場合も

会社によっては、お歳暮を受け取れない場合があるので、相手の会社はお歳暮を贈ってもよいのか事前に確認しましょう。

たとえば、政治家公務員などが該当します。お歳暮もまた寄付行為とみなされるため、法律違反とみなされます。

また、近年では民間企業でもコンプライアンスの観点から、お歳暮を廃止する動きが増えています。

 

お歳暮とお中元は両方を送るべき?

ビジネスウーマン

お歳暮とお中元は両方とも贈らなければならないという決まりはありませんが、どちらも贈る方が印象はよいでしょう。

とくにお世話になっている取引先や、今後長くお付き合いしてほしい取引先には両方を贈るのが得策です。

 

会社へお歳暮を贈るときのマナー

会社へお歳暮やお中元を贈る際はマナーを守りましょう。

贈り方を誤ると、かえって悪い印象をあたえるきっかけになってしまいます。

 

お歳暮やお中元を贈る時期は違う?

お歳暮やお中元を贈る時期は、地域によって変わるため相手の地域にあわせるのがマナーです。

 

お歳暮の時期

地域ごとのお歳暮の時期は下記のとおりです。

関東地方 12月1日~25日頃
その他の地方 12月13日~25日頃

また、12月26日~31日は先方の了承が取れれば正月用の生鮮食料品を贈ってもよいとされています。

>>お歳暮の時期について詳しく知りたい場合は、こちらの記事を参照してください。

 

お中元の時期

地域ごとのお中元の時期は下記のとおりです。

関東・東北・甲信越・北陸 7月1日~7月15日
北海道・東海・関西・中国・四国・九州 7月15日~8月15日

※北陸地方は地域で違うので注意が必要です。
※沖縄は旧暦の7月15までに贈りましょう。

>>お中元の時期について詳しく知りたい場合は、こちらの記事を参照してください。

 

お歳暮とお中元は贈る品物が異なる

お歳暮とお中元ではそれぞれ贈る時期が異なるため、時期に応じた品物を贈りましょう。

お歳暮を贈るのは年末なので、年末年始に家族が集まる際に全員で食べられるものが好まれます。お菓子ハム・ソーセージなどが当てはまるでしょう。

また、お中元の時期は夏の暑い時期なので、冷たいジュースゼリーなどが当てはまります。それぞれに合った贈り物をしましょう。

 

贈る時期を過ぎた場合は?

お歳暮を贈る時期が過ぎてしまった場合は、熨斗の表書きを「お年賀」や「寒中見舞い」に変更して贈りましょう。

お中元の場合は、「暑中見舞い」や「残暑見舞い」となります。

 

お歳暮の代わりに「お年賀」を贈る

お歳暮の時期を過ぎた場合は、お年賀として贈るのが適切です。

宅配便などで贈ることが一般的になっていますが、正式には年末年始の挨拶の際に直接持参するものです。

お年賀の時期は松の内(お正月の門松を飾る期間)の間とされますが、地域によって異なります。

 

関東 1月1日から1月7日
北海道・東北・東海・
関西・中国・四国・九州
1月1日から1月15日

 

お歳暮の代わりに「寒中見舞い」を贈る

お年賀の時期(松の内)を過ぎた場合は、寒中見舞いを贈ります。

こちらも地域で時期が異なるため注意しましょう。

 

関東 1月8日から2月3日(立春の前日)まで
北海道・東北・東海・
関西・中国・四国・九州
1月16日から2月3日(立春の前日)まで

 

お中元の代わりに「暑中見舞い」や「残暑見舞い」を贈る場合

お中元の場合も時期を過ぎてしまった場合は、同じように表書きを変えて贈ることができます。

 

「暑中御見舞」
「暑中御伺い(相手が目上の場合)」
7月20日~8月6日頃(立秋前日)
「残暑御見舞」
「残暑御伺い(相手が目上の場合)」
8月7日頃(立秋)~8月末日

 

立秋の日にちは年によって変わるため、毎年調べてから贈りましょう。

 

お歳暮やお中元は、基本的に持参するべき

本来、お歳暮やお中元は持参するものです。

ですが、相手の住所が遠い場合や、いつも配送でやりとりしている相手の場合は配送でも問題ありません。

また、お歳暮やお中元を配送する際は、事前に送り状を届けるのが正式なマナーです。

 

お歳暮やお中元を継続せず単発で贈りたい場合

お歳暮やお中元は基本的に継続して贈るものなので、1度だけ贈るのは失礼です。

単発で贈る場合は「御礼」という形がよいでしょう。

時期や回数を問わないため、一時的にお世話になった人に贈るのがおすすめです。

 

喪中でも贈ってよい?

お歳暮やお中元は喪中でも贈ることができます。

なぜなら、どちらも日頃の感謝を伝えるものであり、お祝いではないからです。

ただし、忌中(仏教は四十九日、神道は五十日)は、贈らないのがマナーなので避けましょう。

また、お年賀も祝い事なので避けましょう。

喪中の相手にお歳暮の時期を過ぎて贈り物をする場合は、松の内が明けてから寒中見舞いとして出しましょう。

>>喪中のお歳暮について詳しく知りたい方はこちら

 

贈る品物の相場は?

お歳暮やお中元には相場があります。

 

複数の取引先へ一斉に贈る簡易的な品物の場合 1000~1500円
一般的な取引先の場合 3,000~5,000円
上司や重要な取引先の場合

8,000~10,000円

 

相手の会社との関係性によって相場を超えるお歳暮を贈る場合もあるようですが、あまりにも高価なお歳暮は、かえって気を遣わせてしまうこともあります。

 

取引先の絞り込みはどこまで?

お歳暮やお中元を贈る取引先をどこまで絞り込むか迷う場合は、直近の半年間を基準にするとよいでしょう。

半年間のお付き合いで今後も継続して取引をしてもらえそうな相手に贈ります。

あまりお付き合いのない取引先へ贈ってしまうと、相手側にも負担をかけてしまいます。

お歳暮やお中元は継続して贈るのがマナーなため、取引先の絞り込みは慎重に行いましょう。

 

贈ってはいけないもの

お歳暮やお中元には、縁起やマナーの観点から贈ってはいけないものがあります。

商品券

相手がお金に困っているという意味に捉えられます。

下着類

みすぼらしいという意味で捉えられます。

刃物

縁を切るという意味があります。

ハンカチ

別れを意味します。

苦や死を連想させます。

不吉な数字の品物

その他、上記にない品物でも4(死)や9(苦)を連想させるような品物があれば、選ばないようにしましょう。

 

お歳暮をお断りしたい場合

自社がお歳暮を廃止しているのに取引先からお歳暮が届いたときや、今後廃止しにする場合は、失礼にならないようにお断りしましょう。

 

その場では受け取り、次回からはお断りする

お歳暮を受け取らないのは失礼にあたるため、その場で一度受け取ります。

その際、次回からお歳暮をお断りする旨を伝えましょう。

本来は自分の会社がお歳暮などの贈答を禁止している旨を前もって伝えておくのがルールです。

 

お断りする際のマナー

お断りする際は失礼のないよう、まずはお歳暮を頂いた事への感謝を伝えるため「お礼状」を書きます。

お礼状には、下記のような一文を添えて次回からはお断りする旨をはっきりと伝えましょう。

今後はどうかこのようなお気遣いなさらないようにお願い申し上げます。

 

お礼状の文例は、下記記事を参考にしてください。

>>お歳暮のお礼状の書き方や文例

 

 

宛名や送り状の書き方

はがきと筆ペン

 

取引先にお歳暮を贈る場合は、ビジネスマナーとして宛名や送り状の書き方を知っておきましょう。

 

宛名の書き方

お歳暮やお中元を配送で届ける際は宛名の書き方に注意しましょう。

配送伝票には相手の名前だけでなく肩書から記入する必要があります。

 

法人取引先の場合 会社+社長名
支店や部署宛て 会社+支店名+支店長名

 

また贈り主である自社名は、「様」を二重線で消しましょう。

 

送り状の書き方

お歳暮やお中元を贈る際は、3日前までに送り状を出すのが正式なマナーです。

 

送り状に書く内容

・時候の挨拶

・日頃の感謝

・贈るものの内容や到着の日時

・結びの言葉

 

送り状の文例

○○株式会社○○様

拝啓
師走の候、貴社におかれましてはご多忙の日々をお過ごしかと存じます。

平素は格別のご愛顧を賜りまして、心より御礼申し上げます。

つきましては、心ばかりのものを贈らせていただきましたので、ご笑納いただければ幸いです。

今後とも変わらずお引き立ての程、よろしくお願い致します。

敬具

 

>>送り状の書き方についてもっと詳しく知りたい方はこちら

 

お礼状の書き方

お歳暮やお中元は感謝の意を伝えるものなのでお返しは必要ありませんが、貰った際はお礼状を書くのが一般的です。

お礼状を出すのはお歳暮が届いてから3日以内がよいとされますが、3日を超える場合は文末にお詫びの言葉を入れましょう。

お礼状を書かない場合は、貰った時点で電話にてお礼を伝えましょう。

 

お礼状に書く内容

 お礼状の構成例は下記のとおりです。

・季節の挨拶

・相手の健康を気遣う言葉

・お歳暮やお中元をいただいたお礼

・相手の周りの方々への心遣いの言葉 など

 

お礼状の文例

〇〇株式会社 〇〇様

拝啓 歳末の候、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。

さて、このたびはお心のこもったお歳暮の品をお送りいただき誠にありがとうございます。

今後とも変わらぬお付き合いの程よろしくお願い致します。

まずは略儀ながら書中をもって、お礼申し上げます。

敬具

 

>>お礼状の書き方についてもっと詳しく知りたい方はこちら

 

熨斗(のし)の書き方

お歳暮ののし

お歳暮もお中元も蝶結びの水引がついた、のし(かけ紙)を使用しましょう。

水引の上部の表書きは「御歳暮」または「御中元」と入れます。

個人の場合は下部には贈り主の名前を入れましょう。

法人の場合は代表者の名前を入れます。

名前の右側に会社名を入れますが、会社名は名前より小さく入れるのが慣例です。

 

熨斗(のし)の書き方についてより詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。

>>「お歳暮」の熨斗の書き方

>>「お中元」の熨斗の書き方

 

取引先の会社におすすめの贈り物は?

せっかくお歳暮やお中元を贈るなら、気の利いた贈り物をして喜ばれたいものです。

 

定番の商品を贈る

定番の商品は、さまざまな人に好まれるためおすすめです。

相手の好みが分からない場合などに選んでみてはいかがでしょうか。

 

ビールなどのお酒

アサヒスーパードライ

 

ビールは忘年会や新年会など、会社のさまざまな場面で喜ばれる商品です。

大人数で飲むことができるため、お歳暮やお中元に適しています。

こちらの商品はオフィスギフトの5,000円プランから贈ることができます。

 

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小分けのお菓子

お菓子類

 

お菓子はオフィスで分けて食べることができるため喜ばれます。

チョコやクッキーなどの洋菓子は人気が高くおすすめです。

こちらの商品はオフィスギフトの3,000円プランから贈ることができます。

 

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コーヒー類

コーヒー

 

コーヒーはオフィスで飲まれることも多く、お歳暮やお中元には人気の商品です。

こちらの商品はオフィスギフトの3,000円プランから贈ることができます。

 

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珍しいものや流行のものを贈る

あまり贈られる機会のないものは印象に残りやすいです。

取引先の特徴や好みを把握している場合は、珍しいものを贈ってみるのもよいでしょう。

 

ルームフレグランス

ルームフレグランス

 

オフィスの香りがよくなるだけでなく、インテリアとしてもおしゃれなルームフレグランスはおすすめです。

ファッション・美容関係の業界や、女性社員の多い取引先などで喜ばれるでしょう。

こちらの商品はオフィスギフトの5,000円プランから贈ることができます。

 

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コーヒーメーカー

コーヒーメーカー

 

淹れたてのコーヒーを味わうことができるコーヒーメーカーは、オフィスに1台あると大活躍!

事務所のある取引先や、お茶出しを要する接客業などへの贈り物として人気です。

こちらの商品はオフィスギフトの10,000円プランから贈ることができます。

 

 

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10000

 

センスのいいお歳暮をお探しの方はこちらの記事もご参照ください

 

取引先に欲しい商品を選んでもらえる「カタログギフト」もおすすめ!

取引先、1社1社に喜ばれそうな贈り物を選ぶのは多くの時間を要します。

毎年決まったものを贈っていたり、全ての取引先に同じものを贈っているという会社が多いのではないでしょうか?

そこでおすすめなのが「カタログギフト」です。

 

最新のアンケート調査では、「お歳暮にカタログギフトをもらうことについてどう思いますか?」という質問に対して、約8割が「嬉しい」「とても嬉しい」と回答しました。

 

お歳暮にカタログギフトをもらうことをどう思いますか円グラフ

(2022年11月4日~11月7日に行ったインターネット調査結果)

 

「相手の好みでないものや、いらないものを贈って困らせてしまう」というお歳暮の難題を解決してくれるカタログギフトは、新しいお歳暮のカタチとして注目されています。

 

相手の好みが分からなくても喜ばれるお歳暮

 

法人ギフトサービスNo.1オフィスギフトのお歳暮ギフトは、法人向けの贈り物に特化した内容で、お歳暮に定番の高級グルメからビジネスパーソンに人気のあるオフィス用品まで数多く揃えています。

 

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ラッピングやのし、メッセージカードも無料でお付けできますので、カタログギフトだからといって手抜きした印象はありません。

 

オフィスギフトの「お歳暮ギフト」は、これまで7,000社以上の法人様にご利用いただいている実績があり、大切な取引先にも安心して贈っていただくことができます。

 

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監修者
ギフトコンシェルジュ:冨田 仁

喜ばれるギフトを提案する専門ECサイトを5店舗経営。「お祝い」「感謝」「応援」「お礼」…さまざまな心と心の繋がりを代弁する贈り物文化に魅了され、カタログギフトのプロデュースを行う。“自己満足に終わらないプレゼント”の選定を得意とし、これまで10,000件以上のギフトの依頼を受けている。

プランや贈り方についてお悩みの場合は、ギフトコンシェルジュに直接ご相談可能です。大切な取引先へのお歳暮で失敗しないため、お気軽にお問い合わせください!

<お問い合わせ先>
お問い合わせフォーム:https://www.officegift.jp/contact/
お電話受付:0120-666-937
10:00 ~ 17:00(土日祝・お盆・年末年始除く)

 

まとめ

取引先の会社へのお歳暮やお中元の贈り方を解説しました。

日頃の感謝を伝えるためにもマナーを守り、相手の喜ぶものを贈りましょう。

また、相手の欲しいものを贈りたい場合は、オフィスギフトのお歳暮ギフトをご活用ください!

 

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