胡蝶蘭の処分方法を解説!捨て方は?引き取りや買取もしてもらえる?いただいた胡蝶蘭との素敵なお別れの仕方
お祝いでもらった胡蝶蘭。
しかし、見頃を終えた後はどのように扱えばいいか悩みますよね。
ここでは、枯れた胡蝶蘭を「ごみとして捨てる方法」「専門の業者に引き取り・買取りしてもらう方法」について解説します!
ひと仕事終えた胡蝶蘭と気持ちのよいお別れができるよう、マナーを守って処分しましょう。
1.不要になった胡蝶蘭の捨て方
胡蝶蘭は資材ごとにきちん分別すれば、ごみとして捨てることができます。
捨ててしまう前に、まずは枯れた胡蝶蘭かどうか判断のポイントを解説!
その胡蝶蘭は本当に枯れていますか?
胡蝶蘭は花が落ちても生きていることがあります!
枯れたと思って捨ててしまう前に、チェックしてみましょう。
葉が残っている
根が黒く変色していない
このような状態なら胡蝶蘭はまだ生きているので、ちゃんとお手入れすることで何度も開花を楽しむことができますよ。
また、元気な胡蝶蘭だけど手放したいという方は、引き取りや買取ってもらうという手段もあります!
胡蝶蘭を捨てる時の分別方法
胡蝶蘭を処分する際は、ゴミとして捨てる方法があります。さまざまな素材が使われているので、きちんと分別しましょう。
胡蝶蘭 | 胡蝶蘭本体 | 燃えるごみ |
支柱 | ワイヤー等 | 地域の分別方法 |
土 | バーク・水苔 発泡スチロール |
燃えるごみ 地域の分別方法 |
鉢 | 素焼き・プラスチック | 地域の分別方法 |
包装紙 | 紙・セロファン・リボン | 燃えるごみ |
◆胡蝶蘭の分別
花が付いていた花茎や葉、根を分けていきます。
このとき、葉や花茎を切って小さくしてからごみとして出すのが丁寧です。
◆土(植え込み材)の分別
胡蝶蘭の植え込み材は一般的に水苔が多く使用されています。
水分を多く含んでいる場合は、しっかりと絞ってから処分しましょう。
その他、バークチップや底石なども、地域の分別方法に従って分別をし、処分しましょう。
◆鉢や支柱分別
鉢にはプラスチックのものや陶器のものがあります。
植え込み材を取り出して中をきれいにしておきましょう。
支柱には針金が多く使用されています。
長い場合は切るか、曲げるなどして小さくしておくとごみとして出しやすくなります。
仕分けが終わったら、地域のごみの分別方法に従って捨てましょう。
◆包装紙の分別
鉢をラッピングしてある包装紙類は、基本的には燃えるごみに分類されます。
鉢ごと粗大ごみとして捨てられる?
そのまま粗大ごみで捨ててしまうと、自治体から注意を受ける場合もあるのでおすすめできません。
最近は環境問題やエコ思考の浸透で、ごみの分別は厳しい目で見られています。
とはいえ、たくさんの胡蝶蘭を受け取っている場合、分別からごみ出しまで大変な作業ですよね…。
そんな時は、業者にまとめて引き取ってもらうという方法もあります!
2.引取りの場合
胡蝶蘭を引き取ってもらう場合は、「業者にお願いする方法」「身近な人にプレゼントする方法」があります。
専門業者に引き取ってもらう
胡蝶蘭は、胡蝶蘭専門の販売店や、花や観葉植物を扱うお店などで引き取ってもらうことができます。
お店によって引き取りサービスの内容や金額は異なります。
事前に調べて、希望に近い形で引き取ってもらえるお店を探しましょう。
無料で引き取ってくれる業者もあります。
◆関東・都内23区の胡蝶蘭の引き取りサービス
関東圏、特に23区内では胡蝶蘭や観葉植物を捨てるのが大変だと聞きます。そこで関東圏でも胡蝶蘭(観葉植物)の引き取り専門業者として、お安く引き取ってもらえる業者が植木回収堂です
メール1本で胡蝶蘭や観葉植物を引き取りに来てくれるサービスです。花屋さんではなく、造園業者が運営しています。
確かに、言われてみれば、花屋さんは花を売るプロであるならば、植木屋さんは植木を捨てるプロですね。
植木の廃棄物と一緒に捨てるので引き取り料金が安くなり、さらに捨てるだけでなく、再利用できるものは施設に配るなど出来る限り処分しないように努めているとのことです。
出張料も廃棄料もすべて含まれていて明瞭会計とのことで安心してご利用できます。
「オーキッドリユース」という胡蝶蘭引き取り専門業者では、全国の胡蝶蘭の引き取りに対応しています。
引き取った胡蝶蘭は、養護施設や児童施設へのプレゼントとして喜ばれる贈り物になるそうです。
友人や家族に引き取ってもらう
業者でなくても、身近な人に胡蝶蘭を引き取ってもらうという手段もあります。
胡蝶蘭といえば、特別なことがない限り自宅ではなかなか買わない高級なお花なので、お花が好きな人なら喜んで引き取ってくれるかもしれません。
自分の周りの人に胡蝶蘭を最後まで楽しんでもらえたら、それは胡蝶蘭にとっても一番よいことではないでしょうか。
3.買取の場合
胡蝶蘭は、状態によっては買い取ってもらうこともできるのです!
胡蝶蘭を粗末にすることなく、さらに贈ってくれた人の思いを無駄にしないという意味でも素敵な選択肢です。
サービス内容は買取業者によって異なります。
おすすめは「LANS END(ランズエンド)」
手元にある胡蝶蘭を、現金で買取してくれる買取店です。
胡蝶蘭を買い取ってもらうときは、状態によって査定額が変わるので、まだ綺麗なうちに引き取ってもらうと高く売ることができますよ。
まとめ
飾った空間を華やかにしてくれる胡蝶蘭。花が咲き終わってもお手入れを続ければ、2回目の花を咲かせてくれますし、来年もまた咲いてくれるお花です。
それでも処分しなければならないこともあります。
お祝いで贈られる胡蝶蘭は、そのほとんどが捨てられる運命にあるようです。
引き取りや買取という方法で、少しでも長く多くの人に楽しんでもらえる方が、胡蝶蘭との素敵なお別れの仕方ではないでしょうか。
また、自分が胡蝶蘭を贈る機会があれば、処分の方法も一緒にお伝えできると、その気遣いに喜んでいただけるでしょう。