胡蝶蘭の寿命はどのくらい?寿命は伸ばせる?お祝いで貰った胡蝶蘭もきちんと手入れをすれば長く楽しむことができます!

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胡蝶蘭 寿命

胡蝶蘭は寿命が非常に長いお花です。

 

植え替えなどをして上手に手入れしてあげることで、長い間お花を楽しむことができます。

 

また、病気などにも気を付けることで、胡蝶蘭の寿命を延ばしてあげることができますよ。

 

今回は胡蝶蘭の寿命について紹介していきます!

 
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目次

胡蝶蘭の寿命はどのくらい?

ピンクの胡蝶蘭

胡蝶蘭は、しっかりとお手入れをすればとても寿命が長く持つお花です。

 

ここでは、胡蝶蘭のお花の寿命について紹介します。

花の寿命は1~3ヶ月

普通のお花の寿命は、長くても最大2週間ほどで枯れてしまいます。

 

みなさんもお花はすぐに枯れてしまうものというイメージが強いのではないでしょうか?

 

もちろん、ものによって多少の前後はありますが、1ヶ月もつお花はほとんどありません。

 

しかし、胡蝶蘭のお花の寿命は1ヶ月~3ヶ月ほど持ちます。

 

さらに、品種によっては4ヶ月、5ヶ月とそれ以上に持つものもあります。

 

胡蝶蘭は見た目の美しさもさることながら、他のお花よりも圧倒的に長い寿命を持っているところも魅力のひとつです。

 

また、お花を切り花として楽しむ方もいらっしゃると思いますが、切り花は茎を切り落としてしまうため、どうしても寿命が短くなってしまいます。

 

胡蝶蘭は切り花にした場合でも2~3週間程度持ちます。

株の寿命は50年近くにも

胡蝶蘭は、お花の寿命が長いだけでなく、株の寿命はさらに長寿です。

 

一般的に販売されている胡蝶蘭は、購入してから10年ほどの寿命とされていますが、野生の胡蝶蘭はなんと50年も持つと言われています。

 

お手入れの仕方や頻度によっては、購入したものでもさらに寿命を伸ばせます。

 

まさに一生モノのお花と言っても過言ではないぐらいですよね。

 

見た目の美しさだけでなく、長寿というのも胡蝶蘭の魅力のひとつです。

胡蝶蘭の花の寿命を最大限伸ばすには?

続いては、胡蝶蘭の長い寿命を最大限に伸ばすためにはどうすればいいのかについて紹介します。

 

季節ごとに水やりの方法を変える

まずは、季節ごとに水やりの方法を変えてあげることです。

 

水やりにも季節ごとに最適な方法があるので、きちんと覚えておきましょう。

 

以下が水やりの季節ごとの最適な方法です。

 

春…10日に1度
夏…1週間に1度
秋…3週間に1度
冬…1ヶ月に1度

 

最適な温度:15~30℃
最適な湿度:60~80%

 

基本的には水分が足りなくなる夏が1番水やりの頻度が高く、そこから徐々に頻度が少なくなっていきます。

 

ただ、水を与えすぎるのもかえって寿命を短くてさせてしまう原因になります。

 

胡蝶蘭は水をあまり必要としないお花なので、植え込みの材料が乾燥して水気がなくなった状態になったら水やりをすることを心がけましょう。

 

水をたくさんあげてその後は乾燥するまで待つといった具合です。

肥料をあげるタイミング

肥料をあげるタイミングも重要です。

 

基本的には、胡蝶蘭に肥料を与える必要はないのですが、植え替えをした後は春から秋ごろにかけての生育期の間にあげるのがベスト。

 

一度だけ水やりのタイミングで一緒に肥料をあげると花持ちがよくなります。

 

肥料にも「固形肥料」と「液体肥料」がありますが、液体肥料がおすすめです。

 

「お花を長持ちさせるためにはたくさん肥料をあげないといけない」と考える方もいらっしゃると思いますが、そうすると逆効果になってしまいます。

 

特に、冬の時期は胡蝶蘭の根っこが1番弱っている時期で、このタイミングで肥料をあげるのは絶対にNGです。

 

また、春ごろでも新しい根っこが生えていれば肥料を与えても問題ありませんが、そうでなければ肥料をあげるのをもう少し待ってみましょう。

置き場所に気を付ける

水やりの頻度や肥料のあげ方もとても大切なのですが、置き場所にも十分に気を配る必要があります。

 

胡蝶蘭の置き場所のポイントは次の通りです。

 

・風通しのよい明るく暖かい室内
・直射日光を避ける
・置き場所は頻繁に変えない
・人やカーテンなどが花に触れやすい場所には置かない
・エアコンなどの直風があたる場所は避ける

 

胡蝶蘭を生育する際は、これらに気をつけてベストな場所に置きましょう。

植え替えをして胡蝶蘭の寿命を延ばそう

白い一輪の胡蝶蘭

植え替えも、胡蝶蘭の生育にはとても大切なことです。

 

主に、春から夏にかけての生育期に植え替えをするのがよいとされています。

 

なかでも4月に植え替えができればベストです。

 

冬は、胡蝶蘭の根が弱っている時期なのでよほどのことがない限りは避けましょう。

 

植え替えのしすぎは根を痛めてしまう可能性があるので2~3年に1度植え替えできれば十分です。

 

また、花が咲いている場合は植え替えをしてはいけません。

 

花がきちんと咲き終わったタイミングで行いましょう。

植え替えの手順

植え替えにあたり必要なものがいくつかあります。

 

・花が咲き終わった株
・植え込みに必要な資材(水苔など)
・ハサミ
・植え替え用の新しい鉢植え

 

上記のものを植え替え前に準備しておきましょう。

 

そして準備が終わったら植え替えになるのですが、手順は以下を参考にしてください。

 

1.茎に固定されている支柱すべてを外して茎の根元を清潔なはさみでカットします。節の2cm上くらいが目安です。

 

2.寄せ植えされている株を一つずつ取り出し、根を傷めないように注意しながら、絡まっている水苔を綺麗に取り除きます。腐っている根っこがあればこの際にカットします。

 

3.新しい水苔を水で戻したら、根を包み込んで形を整えて新しく用意した鉢に入れます。最後に隙間を水苔で埋めて安定させたら植え込み完了です。

 

植え替え後は、根が弱ってしまっていることがあるので2週間ほどは水やりをせずに乾燥するのを待ってください。

 

また、胡蝶蘭は一般的に一つの鉢に寄せ植えされていますが、植え替えの際には1株に1鉢にしましょう。

 

なるべく暖かい場所に置いておくと、植え替え後でも胡蝶蘭は綺麗な花を咲かせるので覚えておきましょう。

植え込み材について

主な植物は、しっかりと育てるために培養土や赤玉土などを用います。

 

しかし、胡蝶蘭は着生ランと呼ばれており、土は使いません。

 

そこで、胡蝶蘭は土の代わりに植え込み資材というものを使うのですが、植え込み材の中にもいろいろと種類があるので紹介します。

 

以下が主な植え込み材の種類です。

 

・水苔…柔らかい素材で根を傷めることなく、水捌けと水持ちのバランスが比較的よいのが特徴の初心者向け植え込み材。しかし保水力が高いので素焼きの鉢は避けた方が無難です。

 

・パーク…樹皮を細かくしたものを指します。水苔に比べて根腐れしにくく根が張りやすいのが特徴です。肥料の吸収度もよい植え込み材ですが、排水性が高いので素焼きの鉢には向きません。

 

ほとんどの場合、水苔が用いられています。

 

水苔は最も手軽で育てやすい植え込み材ですが、それでもうまくいかない場合は植え込み材をバークに変えてみるとよいでしょう。

胡蝶蘭の寿命を延ばすためには病気にも気を付けよう

胡蝶蘭の株

胡蝶蘭の寿命を伸ばすためには病気にも気をつけなければなりません。

 

植物も人間同様に、手入れをしてあげないと病気にかかってしまいます。

 

大切な植物が病気にかかってしまわないように、きちんとお手入れをしてあげましょう。

 

花にこんな症状が出た場合は

お花に以下の症状が出た際は病気にかかっている可能性があります。

 

灰色の斑点が出ている場合:灰色カビ病

灰色カビ病は、見た目を損なうだけでなく悪化していくと花をすべて切り落とさなければいけないほど重い病気です。

対策としては、湿度を90%以下に保ち、温度を上げることで防ぐことができます。

 

黄色く変色している場合:アザミウマ(スリップス)の寄生

アザミウマの寄生は、高温で乾燥してしまう時期に発生してしまう害虫による被害です。

対策としては、アドマイヤーアセフェート水和剤(オルトラン)で防除するとよいでしょう。

 

しおれている場合:低温障害

低温障害は、その名の通り室温が15℃以下になってしまうことで花が下に垂れてしまう病気です。

対策としては、室温を15℃以上に常に保つことで解消できます。

 

花やつぼみが落ちる場合:アブラムシの寄生

アブラムシの寄生は、アザミウマ同様に高温で乾燥してしまう時期に発生してしまうアブラムシによるものです。

対策としては、水で薄めた牛乳を霧吹きにしてかけると対策できます。

 

葉にこんな症状が出た場合は

胡蝶蘭の葉に以下のような症状が出ていた場合には、病気にかかっているかもしれません。

ご自身で育てている植物(胡蝶蘭)にこのようなものがないか、該当していないか確認してみましょう。

 

黄色く変色している場合:葉やけ、フザリューム菌による立ち枯れ病

葉焼けは胡蝶蘭に直射日光が当たりすぎてしまうと起こります。胡蝶蘭は直射日光の当たらない場所に置くようにしましょう。

立ち枯れ病は、水滴などが溜まってしまいフザリュームと呼ばれる菌に感染してしまうことでかかってしまいます。

対策としては、風通しのよいところに置き、タチガレンなどの薬剤を塗るのがおすすめです。

 

斑点ができている場合:【褐色の斑点】軟腐病・褐斑細菌病 【黒色の斑点】炭そ病

軟腐病、褐斑細菌病は、葉っぱの傷口から細菌が侵入し感染してしまう病気です。

対策としては、細菌が侵入している部分を切り取り台所用洗剤の塩素系洗剤などを塗りましょう。

 

炭そ病は、葉っぱが弱っている時にカビが活発に繁殖してしまう病気です。

対策としては、周りを切り取りダイセンなどの薬剤を吹きかけましょう。

 

ツヤがない場合:ルゾクトニア菌による立ち枯れ病

こちらの立ち枯れ病は、水のやりすぎで発生するルゾクトニア菌に感染してしまうことで発生してしまう病気です

対策としては、霧吹きで全体がしっとりする程度に水やりをしましょう。

 

カビのようなものが付いている:コナカイガラムシの寄生

コナカイガラムシは発生してしまうと、駆除することが非常に難しい害虫です。

使い終わった歯ブラシや綿棒などで擦り落としてから、コナカイガラムシに効果がある殺虫剤を振りかけましょう。

 

胡蝶蘭の病気について詳しくはこちら

 

根腐れはどんな症状?

胡蝶蘭の病気には、上記以外にも根腐れと呼ばれるものがあります。

 

具体的な症状は次の通りです。

 

・根、植え込み材の表面にカビが生えている
・植え込み材の根元がカビ臭い
・葉が変色したりしていて、元気がない

 

もし根腐れしてしまった場合は、まず植え替えをすることです。

 

根腐れした部分をカットして、植え替えをすることでまた元気になる可能性があります。

 

植え込み材などで対処する方法もありますが、少し手順が複雑なので植え替えを最優先と覚えておくとよいでしょう。

 

胡蝶蘭の植え替えについて詳しく知りたい方はこちら

 

まとめ

胡蝶蘭は、しっかり手入れをすることで10年以上は持つとされています。

 

病気の対策やお手入れをきちんと行うことで、大事な胡蝶蘭を長く育てることができますよ。

 

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