【退職祝いにお返しは必要?】マナーやおすすめギフトを紹介!
退職祝いのお返しは、マナー上は不要とされています。
しかし、特にお世話になった方や、お餞別をいたたいた方には、個人的にお返しをすることもあります。
本記事では、法人向けギフトサービスを監修しているギフトコンシェルジュが、退職祝いのお返しについての悩みを解決します。
<この記事の監修者> 喜ばれるギフトを提案する専門ECサイトを5店舗経営。「お祝い」「感謝」「応援」「お礼」…さまざまな心と心の繋がりを代弁する贈り物文化に魅了され、カタログギフトのプロデュースを行う。“自己満足に終わらないプレゼント”の選定を得意とし、これまで10,000件以上のギフトの依頼を受けている。 |
退職祝いのお返しは基本的に「不要」
結論から言うと、退職祝いのお返しは基本的に不要です。
冠婚葬祭においては祝儀等に対してお返しを贈りますが、退職祝いはそうではありません。
特に転居などを伴う場合だと遠方からお返しをすることになりますし、相手側もお返しを期待していることはまずないでしょう。
できればお礼状、もしくは、電話やメールで感謝の気持ちを伝えれば問題ないというのが、一般的な考え方です。
お返しをした方がよいケース
ただし以下のケースに当てはまる場合は、お返しをした方がよいとされています。
必須ではありませんが、こちらの気持ちを形にするという意味でも、お返しをするのは間違いではありません。
個人的に退職祝いをもらった
職場全体ではなく、個人的に退職祝いをもらったケースです。
この場合は、お相手が親しみを持ってくれていたり、感謝してくれているからこそのものです。
こちらは心ばかりのお返しを贈った方がよいでしょう。
今後も交流する予定がある
退職後も仕事やプライベートで交流があるケースです。
今後のことを考えて、お返しは贈っておいた方がよいでしょう。
悪い印象はもたれませんし、「これからもお世話になります」という意味も込められます。
今後も円滑な関係を継続していくために、こうした心遣いは大切です。
お世話になった等の恩義がある
在職中に懇意にしてくれた上司など、特にお世話になった人がいるケースです。
この場合もお返しを贈っておくとよいでしょう。
今後交流があるかなどは関係なく、感謝の気持ちを伝えるために、形あるものとしてお返しは有効な手段です。
お返しをするのが慣例となっている
退職祝いに対するお返しを贈るのが、職場の慣例となっているケースです。
この場合、慣例に従ってお返しを贈った方が無難でしょう。
以前の退職者がお返しをしていたのか、事前に確認しておくと安心です。
退職祝いのお返しをする場合のマナー
退職祝いのお返しをするにあたって、おさえておくべきマナーが存在します。
社会人として、しっかり覚えておきましょう。
お礼状を添える
お返しの品と一緒に、お礼状を添えると丁寧です。
最低限記載すべきことは、以下の4つです。
1.退職祝いに対するお礼 2.在職時の感謝の気持ち 3.近況と今後の予定についての報告 4.お相手の健康と活躍を祈る言葉 |
以下に文例を載せていますので、参考にしてください。
なお、なるべく自筆で書くようにしましょう。
【個人へのお返しをする場合のお礼状文例】
【職場へのお返しをする場合のお礼状文例】
お返しは退職後1週間以内
お返しをいつまでにしなければいけないという、明確は決まりは存在しません。
基本的には退職後1週間以内に贈るのが目安とされています。(※寿退社の場合は、結婚式後1か月以内に贈るのが一般的です。)
ただし、あくまで目安なので何らかの事情で難しいということであれば、贈れるタイミングで問題ありません。
熨斗(のし)をつける
退職祝いのお返しには、基本的に熨斗をつけます。
熨斗にはいくつか種類がありますが、転職や定年退職の場合は、紅白の蝶結び(花結び)の水引がついたものになります。
表書きは「御礼」と書き、下段には「氏名」を入れましょう。
ただしお相手と親しい間柄だと、熨斗をつけることで仰々しくなってしまうこともありますので、ケースバイケースであることを覚えておいてください。
お返しの金額とおすすめの品
退職祝いのお返しで最も悩むのは、「どの程度の金額」で「どんな品を贈ればよいのか」ということです。
安すぎても高すぎてもいけませんし、失礼にあたるものを贈ってしまわないか、不安になりますよね。
ここでは、個人的なお返しの場合と、職場へのお返しの場合、両方について解説していきます。
個人へのお返しの場合
個人的に退職祝いをもらった場合、半額〜3分の1程度がお返しの相場とされています。
また、ハンドタオル などのプチギフトをもらったのであれば、500〜1,000円程度のお返しで問題ありません。
ただしお相手との関係性による部分があるので、あくまで参考程度で見ておくとよいでしょう。
お返しの品としては、親しい間柄であればお相手の趣味に関するものや、好きな食べ物やお酒などを贈るのが一般的です。
引用:牛兵衛 |
【牛兵衛】お世話になりました 名入れ ステーキ3枚 参考価格:10,000円前後 |
引用:菊水 |
【菊水】蔵光 純米大吟醸 750ml 参考価格:10,000円前後 |
お相手の好みがわからない場合は、ハンドタオルや、入浴剤といった日常品が無難です。
引用:育てるタオル |
【育てるタオル】feel プチハンドタオル 参考価格:1,000〜2,000円 |
引用:BALLON |
【BALLON】日本の四季の香りアロマバスソルト ギフトセット 参考価格:3,000円前後 |
職場へのお返しの場合
職場へのお返しは、3,000〜5,000円程度が相場です。
社内で分けられるように個包装のお菓子や、ドリップタイプのコーヒーなどを贈るのがよいでしょう。
もし個別に贈る場合は、金額の差がつかないように注意してください。
【Le Chocolat Alain Ducasse】ガトー・ド・ヴォワヤージュ 参考価格:5,000円前後 |
引用:スターバックス |
【スターバックス】オリガミパーソナルドリップコーヒー 参考価格:1,000〜4,000円 |
また、オフィスに置ける観葉植物や時計などの、インテリアもおすすめです。
【オフィスギフト】オーガスタ 10号 価格:28,000円(税込) |
退職祝いのお返しには何を選ぶべきか、考えれば考えるほど悩んでしまいますよね。
また、どれほど苦労して選んでも、相手が本当に喜んでくれたのかどうか、本心はわからないものです。
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◆10,000円プランの商品一例
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