【2024年】お歳暮の時期はいつからいつまで?地域別の時期や遅れた場合の対処法を解説します!
お歳暮の時期は、関東では12月1日〜25日頃、それ以外の地域では12月13日〜25日頃です。
遅くても12月31日までに届くように手配し、過ぎてしまった場合は、御年賀や寒中見舞いに切り替えて贈りましょう。
この記事では、地域別のお歳暮の時期や、贈る際のマナーについてわかりやすく解説します。
- そもそもお歳暮とは
- お歳暮の時期はいつからいつまで?【地域別の早見表】
- お歳暮の時期が過ぎてしまったらどうする?
- 贈り先が「喪中」や「忌中」の場合はどうする?
- お歳暮の選び方とおすすめの品物
- お歳暮を贈る際のマナーは?お返しは必要?
- お歳暮とお中元の違い
お歳暮とは?
お歳暮は、日頃お世話になっている方へ一年の締めくくりのお礼として贈るものです。所説ありますが、江戸時代の商人の挨拶文化が起源といわれています。
お歳暮の時期はいつからいつまで?【地域別の早見表】
お歳暮は、贈り先の所在地の習慣に合わせたタイミングで贈ります。
◆地域別の時期
<関東>
12月1日から25日頃
<北海道・東北・東海・関西・中国・四国・九州>
12月13日から25日頃
※遅くとも31日に届くように贈りましょう。
本来は、12月13日は“正月事始めの日”であるため、そこから年越し準備で忙しくなる12月20日までにお歳暮を贈ることが一般的ですが、近年は11月末から贈る方も増えています。
また、正月用に生鮮食品を贈りたい場合は、12月26日頃〜31日に届くように手配するとよいでしょう。
お歳暮の時期が過ぎてしまったらどうする?
お歳暮が遅れてしまった場合は、「お年賀」や「寒中見舞い」としてお歳暮の代わりに贈り物をします。
お歳暮の代わりにお年賀を持参する
お年賀は、宅配便などで送付することはタブーです。
松の内の期間内に年始挨拶にいく場合、持参しましょう。
ただし、いずれかが喪中の場合は、お年賀を贈ることができませんので、松の内を過ぎてから寒中見舞いとして贈るようにしてください。
※松の内とは?・・・お正月の門松を飾っている期間のこと。
松の内の期間は、地域により異なります。(下記参照)
お年賀を持参する時期(松の内の期間)
<関東>
1月1日から1月7日1日
<北海道・東北・東海・関西・中国・四国・九州>
1月1日から1月15日
お歳暮の代わりに寒中見舞いを贈る
忌中(亡くなって49日が過ぎない)の場合や喪中にお歳暮を贈ることが気になる場合は、先方に歳暮欠礼の連絡をした上で時期をずらして寒中見舞いの形で贈る方法もあります。
寒中見舞いを贈る時期
<関東>
1月8日から2月3日(立春の前日)まで
<北海道・東北・東海・関西・中国・四国・九州>
1月16日から2月3日(立春の前日)まで
贈り先が「喪中」や「忌中」の場合はどうする?
<喪中>
お歳暮を贈っても問題ない。ただし気になる場合は、贈り先に連絡の上「寒中見舞い」に代えても良い。
<忌中>
贈ることができない。
※忌中とは、故人が亡くなって49日を過ぎない期間のこと
贈り先が喪中であっても、お歳暮を贈ることができます。
熨斗(のし)は「紅白の水引」ではなく、「白無地の奉書紙」または「無地の短冊に“お歳暮”」と書くのがマナーです。
贈り先が、忌中の場合はお歳暮を贈ることができませんので、「寒中御見舞」や「寒中御伺」を贈ります。
熨斗(のし)は「白無地の奉書紙」または「無地の短冊に“寒中御見舞”や“寒中御伺”」と書きましょう。
※注意点※
元日から1月7日(1月15日)の「松の内」に贈りものをする場合は、「御年賀」となります。
お年賀はお祝い事であるため、この時期に喪中や忌中の方へ贈り物をしてはいけません。
お歳暮の選び方とおすすめの品物
お歳暮は、一年の締めくくりのお礼としてお世話になっている方へ贈るものなので、相手に喜ばれるものを贈りたいものです。
小さなお子様がいる家庭には、お菓子やジュース。お花が好きな方には、フラワーギフト。遠方の方には、自分の地域の特産品。などがおすすめです!
「何が喜ばれるのか分からない。」「贈り先が多く考えるのが大変。」という方には、“カタログギフト”という選択肢もあります。
インターネット調査では、「お歳暮にカタログギフトをもらうことについてどう思いますか?」という質問は、約8割が好意的な意見でした。
(2021年10月13日~10月20日調査データ)
カタログギフトは、贈った相手に好きなものを選んでもらうことができる、新しいお歳暮のカタチとして注目されています。
「オフィスギフト」のWebカタログギフトは、高級食材やお酒だけでなく、最新の流行家電から家具まで、見ているだけで楽しめる時間もお届けできます。
お歳暮を贈る際のマナーは?お返しは必要?
お歳暮の相場は?
お歳暮の一般的な相場は3,000円~5,000円程です。
また、贈る方との関係でも金額が変わります。
お歳暮は、お中元より2割程度高めに設定している方も多いようです。
ただし、相手の負担にならないよう高すぎるお歳暮を贈るのには注意しましょう。
お歳暮でNGな贈り物
・包丁・ナイフ・はさみなど、縁を切ることを連想させるもの
・靴下・スリッパ・マットなど、踏みつけることを連想させるもの
・ハンカチ(手巾・てぎれ)=手切れを連想させるもの
・櫛(くし)など、「苦」「死」を連想させるもの
お歳暮で贈る際注意が必要なもの
・保存に気を遣う生鮮食品
・金額がはっきり分かる現金や商品券
・相手が飲めるか分からないアルコールやコーヒー
お歳暮にお返しは必要?
お世話になった方に感謝の気持ちとして贈るものなので、お返しは不要です。
ただし、もらいっぱなしは失礼ですので、お礼の電話やお礼状を出しましょう。
また物を贈りたい場合は、お返しという形ではなく「お歳暮」や「お年賀」「寒中見舞い」を贈りましょう。
お歳暮をやめてもよい場合
お歳暮はお世話になっている方には、関係が変わらない限り贈り続けます。
ただし、相手との関係が変わる場合などは、やめても良いとされています。
<仲人>
結婚後3年間を過ぎた場合。
<仕事関係>
転勤・退職などで関係性が変わる場合は、次のお中元やお歳暮まで贈る。
最後に贈る際「在職中はお世話になりました。今後のご活躍をお祈りしています」など今回が区切りであることをそれとなく伝える手紙を添える。
<その他>
お歳暮を贈る相手が亡くなった場合。
※今年限定でお歳暮を贈りたい場合、「◯◯の節はありがとうございました」とお歳暮を贈る理由を手紙で添えます。
お歳暮とお中元の違い
お歳暮もお中元も、世話になっている人へ感謝やお礼の贈り物をするという意味は同じです。
その違いは、「時期」「相場」「贈る品物」。
お中元の時期は、7月初旬から8月中旬の夏で、お歳暮は、12月10日〜20日頃の冬に贈ります。
相場については、お中元よりお歳暮の方が2割ほど高級な品物を贈る方が多いという傾向があります。
また贈る品物は、お中元は夏に喜ばれる「そうめん」「ゼリー」「果汁やビール」などが多く、お歳暮は冬に喜ばれる「お肉や魚介」「お茶」「日本酒」が多いようです。
なかには、毎年似たようなものを贈ったりもらったりすることに嫌気がさしているという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
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<この記事の監修者> 喜ばれるギフトを提案する専門ECサイトを5店舗経営。「お祝い」「感謝」「応援」「お礼」…さまざまな心と心の繋がりを代弁する贈り物文化に魅了され、カタログギフトのプロデュースを行う。“自己満足に終わらないプレゼント”の選定を得意とし、これまで10,000件以上のギフトの依頼を受けている。 |
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