● SHANLING史上初フルサイズヘッドフォン
HW600は、35年以上の歴史を持つSHANLINGが制作した、初のフルサイズヘッドフォンです。
製品の目標である優れた駆動性を達成するために、約10年の歳月をかけて研究と開発が進められました。
マグネット、コイル、ダイヤフラムの基本的コンポーネントの最適化、イヤーパッドやヘッドバンドの構造など、細部に至るまで一切の妥協をせずに設計されています。
SHANLINGの10年の技術が継ぎ込まれた、フルサイズヘッドフォンそれが「HW600」です。

● 竹工芸文化からインスピレーションを受けたオープンエアーデザイン
HW600のハウジングデザインは、伝統的な竹工芸にインスピレーションを受けた、前後でアシンメトリーな、幾何学的オープンエアーデザインを採用しました。
このオープンエアーデザインにより、HW600は広いサウンドステージと、快適で疲れにくいリスニング体験を実現しました。

● 航空機グレードのアルミニウム構造エレガントな美しさを放つ
HW600のボディは耐久性に優れた、航空機グレード7000番台のアルミ合金で製作され、高級感と耐久性を併せ持つ、ピュアブラックカラーのボディデザインです。
ヘッドバンド部には、軽量でしなやかなステンレススチールを採用することで、軽量でありながらも耐久性に優れたヘッドフォンを実現しました。
ヘッドバンド部には、薄く柔軟性に優れたラムスキンを採用し、アジャスト部はスムーズかつ、滑らかな調整が可能になっており、パーソナライズされたポジションへのセッティングが可能です。

● サウンドパフォーマンスを引き出す厳選された専用イヤーパッド
イヤーパッドは装着感、そしてサウンドの品質へも繋がる重要なパーツの一つです。
装着感の直感的な違いはもちろん、素材による音の反射や回折などの音の特性にまでこだわり、SHANLINGのエンジニアが40種類以上もの幾度とない試作の末に誕生した、サウンドパフォーマンスを最大限に引き出すイヤーパッドです。
柔らかく肌触りの良いラムスキンを採用し、イヤーカップの形状に前後で厚みに変化を持たせ、あえて非対称にすることによって、装着時の圧力の交換的に分散し、快適な装着感で長時間でも疲れることのない、快適なリスニングを実現しています。

● 110×86mm 大口径平面ダイヤフラム比類のないレスポンス性能
HW600に搭載されたユニットの振動板には、110×86mmの8μmポリエステル平面ダイヤフラムを採用しました。
わずか8μmの超薄型で、広々とした平面ダイヤフラムは、歪みのない正確な振動変換効率を実現し、低域から高域まで伸びやかで優れたフルレンジパフォーマンスと、豊かなダイナミクスを確保しました。
この大口径ダイヤフラムにより、HW600は表現力豊かで、深みのあるサウンドを響かせることが可能です。

● 高性能デュアルマグネティックシステム最大1.8Tの磁束密度
HW600はネオジウム棒磁石を両面に7本ずつ、均等に並列配置することによって、最大1.8Tの高性能な磁気回路を構成しています。
これにより、高効率で応答性能に長けたドライバーユニットを確立し、104dB@1kHz @32Ωの高感度設計を実現しています。
HW600は、優れた応答性能により、ポータプルプレーヤーなどのコンパクトデバイスや幅広い機器で、優れたサウンドパフォーマンスを発揮することができます。

● デュアルリアチャンバー設計、最適化された音響構造
HW600は、ドライバの振動効率の向上と、低歪みを叶えるため、最適化されたデュアルリアチャンバー構造を採用しています。
このチャンバー構造により、ターゲットとするサウンドカーブを確実なものにし、優れたサウンドディティールと、忠実なサウンドレイヤーを再現することが可能です。

● ナノレベルコーティング アルミニウム合金コイルを採用
ナノレベルの銀メッキを施した、高精度アルミニウム合金コイルを採用し、コイルは蛇行した形状でダイヤフラムに対して、水平に配置されています。
精密に設計されたコイルは、導電性を向上させ、ダイヤフラムへの均等な伝達により、解像度豊かなサウンドを実現するための一役を担っています。